
先日、あるケアリーバーの若者の壮行会を開きました。
転職が決まり、心機一転、東京での新しい生活に挑戦するといいます。
「最後になに食べたい?」と聞くと、食い気味に「肉!」と即答(笑)。
そんなわけで、テーブルいっぱいに肉料理を並べた、賑やかな「肉パーティー」が開催されました。
【驚きと、安心と、「おかえり」の約束】
実は彼女、私が施設職員を辞めて今の活動をしていることを知らず、再会して一番にとても驚いていました。
でも、その驚きが落ち着いた頃、私は彼女にこう伝えました。
「どこへ行っても、何があっても、いつでもここに戻ってきていいんだよ」
その言葉を聞いた時の、彼女のふっと緩んだ嬉しそうな表情が、今も心に残っています。
外の世界へ羽ばたく時、背中を押してくれる言葉と同じくらい、「帰れる場所がある」という安心感が必要なのだと、改めて感じた瞬間でした。
【支援者でも親子でもない、対等な「大人」の不思議な関係】
かつては「施設職員」と「子ども」という関係でした。
けれど今、目の前で昔話に花を咲かせているのは、同じ土壌に立つ対等な大人同士です。
それは、親子とも違う。
もちろん、単なる支援者と対象者でもない。
言葉にするのが難しい、とても不思議で、それでいて心地よい関係。
お互いの成長を喜び合い、対等な目線でこれからの夢や過去の思い出を語り合える。
この活動を続けていて、これほど幸せなことはありません。
【東京での活躍を信じて】
お腹いっぱいお肉を食べて、笑顔で旅立っていった彼女。
東京という大きな街で、彼女らしく歩んでいけるよう、私たちはここからずっとエールを送り続けます。
いってらっしゃい。
戻ってくるときは、またなにか食べたいもの考えといてね


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